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本棚に追加「ヤバい。俺、今、すごく陸斗にキスしたい」
大河は愛おしそうに陸斗を見つめてくる。
「なぁ、陸斗。別れた時の『俺にキスしてくれ』っていうお前の言葉はまだ有効? あの時は、陸斗は新井のものだと思ってたから我慢したけど、それが誤解なら、俺、お前に最後のキスしたい」
最後なんて言うな。これで大河と終わりだなんて——。
大河に言わなくちゃ。
俺はまだ大河のことが好きだって。大河に嫌われたわけじゃないのなら、別れる理由もなかったって。でも今さら——。
「陸斗。俺はお前が好き。お前に振られて、そばにいることを許されなくても、それでもずっとお前のことが好きだ」
大河は陸斗を真っ直ぐに見つめている。大河の瞳に映る陸斗の姿を確認できるくらい、ひたすらに。
「でも、もし陸斗が俺のことを嫌いじゃないなら、一緒にいたい。陸斗の気まぐれでもいい。他に好きな人が出来たら俺を捨てていい。それでも俺は陸斗のこと待ってるから。何度陸斗に振られても構わない。陸斗が俺を少しでも必要としてくれるなら気軽に呼び出してくれていい。セフレだって友達だって、都合のいい男だっていい。どんな関係でもいいから、陸斗のそばにいたい。頼む。俺をお前のそばにおいてくれないか?」
おい大河、そんな振り回されるだけの人生でも構わないのか?!

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