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「昔、約束したんだけど結局、果たせなかったのさ、せめて仏壇に供えて天国で食べてもらえたら嬉しいんだけどねぇ」
お婆さんはハッとして
「すまないね、辛気臭い話をしてしまって。嬢ちゃんが何処となく似てるから話すぎしゃったよ」
「気にしないで」
私はお茶を飲み終えるとお婆さんは冷えたバーゲンダックを私に渡す。
「これは、お孫さんに渡してあげて」
私は首を横に振ってバーゲンダックをお婆さんに返した。
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