1
1/3
読書設定
目次
前へ
/
11ページ
次へ
1
「……、以上の物を頼めるかな?」 電話越しに老人のしわがれ声が漂う。 神経を末端から蝕む低音は、何度耳にしてもどことなく気味が悪い。 「はいよ」 私は二つ返事で応答した。 宅配業者であるならば、注文の品を黙って顧客のもとへ届けるまでだ。
/
11ページ
最初のコメントを投稿しよう!
63人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2,636(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!