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お兄様の昂り※
『子種が出る様が見たいかい?』
お兄様の口から想像以上の言葉が出てきて僕は頭が真っ白になってしまった。
でもその一方で僕の視線はボンクスを突っ張らせているお兄様の中心から逸らせない。
僕はまるで操り人形のように口を開けると言葉がこぼれ出してきた。
「…僕、お兄様の、…子種が出るところが…見たい、です。」
お兄様のそこは僕の言葉に反応するように一瞬ビクリと大きく動いて、ボンクスにシミを作った。
「…これも閨のレッスンの一つだよ。
リオンに夢精がきて、大人の準備を始めたら将来のために上手くここから子種を出せるように訓練しなくちゃいけないんだ。
今夜はどうやって子種を出す練習をするのか…見せてあげる。」
お兄様はちょっと早口で僕に説明すると、僕の足を跨いで膝立ちになると、大きく深呼吸してからボンクスを腿の方に引き下げた。
僕はきっと目が丸くなっていたと思う。
きっと口も開いてたと思う。
しかもちょっと気も遠くなってたかもしれない。
だって凄くビックリしたから!
「…お兄様っ!お兄様のソレ…何ですかっ⁉︎」
お兄様はちょっと不意をつかれたようだったけれど、クスリと笑ってそのちょっと魔物的な物体を何度か上下にさすった。
「リオンはまだ夢精前だから、きっと随分違うように思うだろうけど、大人になるとだんだんこの様に変わっていくんだよ。
んっ、私もまだお父様と比べたら未熟に違いないよ。」
お兄様は目元を赤らめながらゆっくりと、赤黒い色をした筋が浮き出ている強そうな昂りをしごき続けた。
僕はチラッと僕の身体についているソレを見てから、またお兄様の強そうな昂りを凝視した。
違う…。普段僕も自分のソレをじっくり眺めたことはないけれど、明らかに違う。
僕のものはピンク色でツルッとしていて、小さい。
さっきまで身体中を撫でられ果実を刺激されたせいなのか、いつもよりは芯を持って大きくなって…る?けれども。
僕はお兄様の傘の様な形の昂りのてっぺんの穴から何か液のようなものが時々飛び出る事に気づいた。
飛び出たそれは少しトロリとしてたのか、お兄様の手の滑りを良くしてねちゃねちゃと静かな部屋に音を響かせた。
時々お兄様は息を詰めて甘い吐息を吐き出しつつ、ウットリと蕩ける眼差しで僕を見守りながら昂りをしごく速さをあげていく。
静まった湖水の様な穏やかないつものお兄様と違うその姿に、身体が火照るような、胸の高まりが止まらないような気がして、僕は小さくぶるりと震えた。
お兄様はそんな僕を見て手の動きをどんどん速めて、息を詰めたかと思うと掠れた声で僕に言った。
「うぅっ、もう出そうだっ…。手に…出すからよく見てなさいっ。」
お兄様は大きく息を詰めたかと思うと胸を突き出して、ビクビクッと腰と昂りを震えさせた。
次の瞬間お兄様の大きく膨らんだ猛々しい昂りから、大きな節ばった手のひらに白濁したものをビュクビュクと何度かビクつきながら吐き出した。
僕は呆然とそのドロリとした白濁を見つめていた。
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