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「やめとけ。彼奴は俺にしか扱えない。無闇に近づくなよ」
今日もまた1人、学生を救った――。無駄な犠牲は出したくないという俺の優しさよ。
「土方ぁ、レモンのかける奴持って来て! 緑のキャップの奴! 10秒以内な!」
「お前レモンかけても食わないだろ! どうせびしゃびしゃにして俺によこすんだからやめなさい!」
「うるせぇなぁ! 今日は食えんだよ! 早よ!」
学食という公共の場でギャンギャン騒ぐ沖田を扱えるのは、きっと世界の何処を探したって俺だけだ。
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