4怒目 沖田が消えたので飲み会に参加する

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 返事は分かりきっているのに確認のために問うと、首を縦にして力強く肯定された。    仕方ないだろう。沖田は俺がいないと何にも出来ないし、社会で生きていけない。なんとかしてやりたい反面、きちんと自立して欲しいとも思う。突き放してやらないと、しゃんとしないと思ったから厳しいことだって言うわけで。  ――って、厳しいことってなんだ。自分が言われたら背筋がピンとなる事を相手に言うんだから、俺が沖田に言う厳しい事って・・・・・・。  頭を使うと酔いが回って視点が合わなくなってきた。やっぱりこれはきっと酔いのせいだ。もしかすると夢の可能性だってあるぞ。  そうさ、俺は沖田と結婚しない。厳しいが、沖田にそう言ってやるのが一番いいんだ。それなのに彼奴はずっと暴君ニートのまま。  だから彼奴が気付くまでずっとそう言い続けてやるつもりだ。  ちゃんとしないと本当に俺がいなくなっちゃうかもしれないぞ、という意味を込めて。  それに彼奴はなんで気付かないかねえ。これではフラストレーションも溜まる。酒で酔い潰れて吐き出したくもなるさ。 「あの……っ」
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