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第1話、ドタキャン男には気をつけろ
では、栄えあるトップバッターに
選ばれたのは、
ドゥルル
ででん、
声はいいけど、中身はクズ
彼と出会ったのは、とある配信アプリで
偶然彼の配信を聞きに行って
通ってるうちに、仲良くなって
とうとう、連絡先の交換にまでこぎつけた
勿論嬉しくて、嬉しく
時間をみつけては、しょっちゅう
連絡してた…
仮に名前はFさんと呼ぶことにする
Fさんは気さくで話しやすい人で
私は彼のとこに顔を出したり
時間がある時は、通話したり、して
楽しかった
…そう、ほんとに楽しかったの
あの時までは、
Fさんの方から、゛よかったら会わない?゛
って連絡が来て
…こ、これって、もしかしたら会えるかもって
舞い上がった、
柄にもなくオシャレしていざ…明日に
備えて寝よう
…ピロン
まさに、その時ラインが鳴った。
内心ソワソワしながら、ラインをみて
すぐにそれはぶち壊された
゛ごめん、親の都合で行けなくなった゛
…。
……はぁぁぁ?!
まさかの前日キャンセルをくらい
ショックを受けつつも、
゛都合が悪いんなら仕方ないよ゛と
返した。
そして、しばらくしたある日
再びチャンスが巡ってきた
今度こそはと、精一杯オシャレして
待ち合わせ場所に行くため改札を
くぐった。
ピロン
またもや、そのタイミングでラインが
鳴った。
おそる、おそるスマホをみて
それをみた瞬間、、自分の表情が
死んでくのを感じた。
゛ごめん、やっぱり辞めよう゛
…案の定、キャンセルの連絡だった
あ、そっか、、こいつ最初から
会う気無かったんだぁ、そっか
2度に渡るドタキャン、
こうして、私は彼を諦めた。
1度ならまだ許せた
が、、しかし2度もキャンセルされて
平気なわけが無い。
そして、私はまだ知らなかった
これがまだ序章に過ぎなかった事を
クズ男との闘いはこうして静かに
始まったのである
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