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露国侵攻
激しい爆発音と衝撃が、ウクライナ大統領、アスラン・ケレンスキー氏の目の前で起きていた。
ケレンスキー大統領は、コメディアンとしてウクライナに認知され、やがて国民の信任を得て大統領に就任した。
2014年。突如隣のロシアがクリミア半島に侵攻、武力により居座るという事態が起きていた。
そこまでして不凍港が欲しいのか連中は。
どちらにせよ連中の海軍はジェドフシーナしか能がないポンコツの集団なのに。
そして、どうしても連中は、民族のルーツであるウクライナが欲しいらしく、遂にウクライナに戦争を仕掛けてきたのだった。
開戦から3日後、ロシアは、ケレンスキー大統領の殺害を公表し、精神的支柱を失ったウクライナ国民は、悲しみに暮れた。
ふと目を開けると、目の前に、遠い島国の防衛大臣の姿があった。
「うん。ようやくストーカーをジョナサン達が一掃したんだが、どうやら一手遅かった。悪い、お前の死体バラバラで魂も見つからんのだ。ちょっと直すまでこれ着てくれ。死にたてホヤホヤの死体だ」
かくして、ウクライナとロシアを巡る、極めて出鱈目な騒動は始まった。
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