僕らのくにつくり！

「果物食べたら、男子は体に豹柄模様を、女子は縞馬の縞模様を塗るんだ」

果物の果汁を啜りながら、ホンノは提案した。

「待って、体にお絵書きするのっ？」

タバサは、体に模様を書くことに驚いた。

「豹の豹柄や、縞馬の模様は、獲物や捕食者から身を守る為にあるんだよ。男子は肉食で、女子は草食ってステレオタイプだけどね」

ウタウは密林に生える草を引っこ抜き「緑で保護色にしよう」とすりつぶしながら染料を作る。

「なんだかインディアンみたい、この星の土で土器って作れないかしら？　ご飯食べるならお皿が欲しいけれど」

ボディペイントをタバサにされながらミズキは提案した。

「だったら石で石包丁や、槍を作っておこう、僕たちでも扱える奴。何時でも猛獣と戦えるようにね」

上半身に豹柄を塗り終えたヨッピーは石が落ちてないか探し始める。