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気疲れ
人に気を遣い、言えない。
それは弱さでは無く、恐怖心だ。
人には言えない事だってあるんだ。君は自分を責めない方が良い。
僕が悪かったと言うことにしておけ
そんな事言いたくない…
イイからイイから…
既に損なわれていた彼は涙を顔に出していた。
如何に自分が悪どいか、私は彼に全ての責任を背負わせて、呑気に生きている。
彼はそうやって、自分自身を大事にする事をしなかった。
彼は、可哀想な人。
そんな私を見て、君は優しい人
そう言う。
そんな貴方になりたい…
どうして?なんで私なんかに?
されど、彼はどこまで逝っても、本気だった。
私のどこがイイの?
私でさえ、理解出来ない、嫌いな自分を、愛してくれる。
他に一体何処に、こんな私を愛してくれる人がいるのだ?彼が、もう電話もメールもしないでくれ、そう言う時がいつ来るかと、私は怯えていた。
彼に尋ねた。
私が嫌い?
嫌いだ
…
今のお前は。だけど、俺はお前の事をずっと見て来た。
少なくても、悪いヤツじゃない。
…貴方は悪い人なの?
?何を今更。
だって僕ら共犯者何をビビる必要あるの?
…彼に礼節なんてガラじゃなかった。
彼は何処にも所属していない。
無頼漢
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