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頭痛い
涙が出るぐらい、頭が痛かったので、早退した。
朝、いつも飲んでいるカフェイン200mgを、もう、100mg追加した。
用法を破っている。
その為か、痛みが激しい。
昨日は2時ごろに寝た。
最近配信を聴いてなかった事が、寂しかったので、聞いていた。
テレビの方が良くなった。
だから、TVから、感じ取るモノが大きかったし、僕がツイキャスの何が良くて見ているのか、常々疑問に思っていた彼女は、深夜まで起きて、朝仕事へ行くなんて無茶すぎる。辞めて、と止めていた。
僕は、何故ツイキャスを見なくなったんだろう。
ずっと、考えていたが、仕事を優先しないと、身体が保たなくなった、身体が弱っていた僕がいた。
だから、彼等がしている意義は、生活の為だが、僕が生きている訳が、もはや無くなったのだ。
書く事も、誰かに伝えることの虚しさも、新たに見るバイオレンスも、僕は、昔から、考えてしまうのだった。
しかし、よくよく考えたら、僕がドラマの登場する人間達に感情移入するのは、明らかに、同情からだった。
そう言う弱者の視点は、確かに、目を見張るモノが合ったが、僕がそう言う人達に、何も感じていない事だって、当然あった筈の、偽善者だったりする。
これは本懐ではない。
自分は嫌われるのが何よりも怖いが、悪愚痴さえ、罪だと避ける様になった、今の僕は間違っていないが、本来の僕は、このどうしようもなく、澱みきった、穢れた心の僕自身を、どう思っていたか?
弱者と言われるモノを、救う神では無い、神が俯瞰したのなら、僕個人は消えゆく、透明な存在になる。
それは、怖かった。
僕自身すら、消えてしまう、生きている実感が薄れていくのは、正直、恐ろしくなっていた。
身体が、痛みや、疲れというモノすら、感じない程、カフェインは、僕の疲労感を除去したし、仕事の人間関係すら、煩わしさすら、消してくれたお陰で、僕は、何もストレスを感じないで楽に仕事をしていた。
この薬が何故、あまり飲まない方が良いと言われていたのか、その是非は睡眠負債と彼女は言ったが、精神疾患でもある僕は、精神病を忘れてしまったのだ。
眠る事が、勿体ないと、カフェインを優先し出した。
カフェインについての、副作用を調べても、頭痛の弊害は調べても無かった。
在るのは、ただ一つ、この会社に対する不備は、消されてなかった。
薬が、消してくれたからだ。
消した筈だった、その不備は、決して無かったと言う事だ。
僕は、荷が重いと言う理由で、清掃の仕事を離れる。
この仕事が辛くなったのは、昔の支援した人間の隠された訳だった、甘えがあるから降りられないと言う、彼の負債になり、僕を当たっていたのだ。
これは、依存で在る。
僕が出来なければならない、しかし、そのお互いの、信頼関係が、破綻したら、もう、そう言う義務感すら、無くなった時点で、これは、僕自身が、背負う役割では無いと、自覚した方が良い。
相手がいなければ成り立たないと言う、思い込みは、僕自身が、欠けた存在であるが為、元来、僕と言う人間は、重い存在として、忌み嫌われる素質があった。
どれだけ、上辺を綺麗に見せて、良い人を演じても、醸し出す空気は、殺意に満ちていたし、ネチネチと、昔の事を引き摺る気持ち悪い奴だった。
自分の心は、決して、綺麗ではないし、穢い。
代弁者として、背負う役目を背負った人達も、フォロワーに沢山いる。
彼等それぞれに想う事が有って良い筈だし、それに併せる必要もない。
くれぐれも、僕に併せる義務など最初からない。
また、僕が、彼等が正しいと想う偽善を演じる必要もなかったと言う事だ。
寛容な世界等、最初から、計算された売名だった。
敵対する存在が、同居するだけで、和解など、そもそもしていない、異物だ。
それを同じ、一つに纏める、倒置法なる、詩の技法は、貴方の事は私の事だ、そう言う、二つが解け合う瞬間が大切なのだ。
そのプロセスは、カフェインの様に、スピード重視の今、僕が求められている役割とは、全く無縁の役割だった。
小説世界と、現実世界は平衡しない。
此処が、依存先だ。
誰も寄せ付けない自分だけの世界だから、安心した。
他人の声を嫌がる様になっていた僕は、好きだった筈のものは、もう、良いとは思えないぐらい、笑止だった。
こう言う人間達を、理解してあげる偽善は、本当にしたく無かった。
好きな人ではない。
好かれる必要もない。
歌う必要もない。
好きではないのだから。
好きな歌、好きって言いなよ。
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