4人が本棚に入れています
本棚に追加
/64ページ
今日
朝、嫌な予感がした。
薬を呑むのを嫌がったからだ。
それぐらい、昨日の痛みは半端なかった。
カフェインが、精神病薬と、相性が悪い定説、固定観念があり、躊躇ったが、飲まないとやってられない、過酷さがある。
焦り、用法を破った僕は、自殺行為だった。
しかし、その言動をする程、判断を見誤る程、仕事に占める割合は、睡眠負債が原因とは、思えず、飲んでしまった。
仕事をしていて、今の彼が、僕の動きに合わせているのは、速すぎるなと感じた。
それが競争心から来るものだとしたら、書くなと言う声もわかるだろう。
競争心から来ているその、スピード重視の世界で、彼が争う事を選んだのだとしたら、彼は、多分、自分の嫌いな人間だと想う。
スピード重視の世界と言うのは、組織利益ではない。
単純に、怠慢であり、真面目にする僕とは、正反対だ。
悪い人ではない?昔の相棒はそう言って、確かに、話してて、僕に対する言葉尻には、配慮があったかもしれない。
が、君はもっと意見を言った方が良い!とか、併せている時点で、空気を読み過ぎて、自分の首を絞めてるアンタは、仏教信仰が強いが、武力で、持って、している悪僧と、対して違いがない。
話してて、人に対する態度が、受け流している様に見えたりするし、空の思想を誦じている辺り、絵空事だと受け取っている。
そう言う人だった、そう言う特異が有った。
その言い回しは、独特だとして、難解だと捉えられ、理解に苦慮する。
宗派以前の問題だし、神の話をするほど、僕は宗教研究に長けておらず、まだ、彼を理解している訳ではない事に、諭すその資格はない。
理解していない無知が、理解している前の運転手の話を聴いて、漸く分かる。
教え方が、悪い様だ。
全てに於いて、下手。
まだ、この仕事が未熟だと、明かしている様なモノで、お話になりませんな。
言葉に、ツッコミ担当したくなるが、そう言う子供みたいに見える。
まぁ、笑うしかない
引き篭もりだった、と前の運転手が、それを私に伝えた訳が分かった気がした。
君と同じ、だと強調していた。
そうか、争うなんて、イライラするなんてもっての外、とモノをぞんざいに扱かう僕を見て、当時、そう叱ったんだろう。
僕は、人生の過渡期に居たから、焦っていた。
仕事を悠長にしていられなかった、可哀想な奴だ。
最初のコメントを投稿しよう!