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姓名判断
してみたら、悪い。
直す必要があると出たのだが、いくら変えても総格が良くならない。
工藤初彦と言うペンネームは、昔本を買い、調べた。
だから、まだやりようがあった。
だが、ネットで作ろうとすると、アレコレ注文が多くなり、私は辟易する。
工藤初彦にした経緯は、単純な話だった。
名探偵コナンの工藤新一だった
僕の元来の性質が、自分がこうだと言ったら、何がなんでも自分が正しいのだ、そう言う信念で生きているから、工藤を姓に、初彦は、ハードボイルド文豪、大藪春彦を敬愛していたからであり、其れ以外の類似点は無い。
つくづく、この程度で満足している自分がつまらなくなった。
工藤初彦として、ペンネームに拘っているのも、つまらなくなった。
其れが画数が悪いから、将来を案じる様になってしまい、当たっているから、余計怖しい。
私は、毎日ビクビク、先行きの知れない不安の中、怯えながら生きるのが、耐え難い。
因みに、本名の名前の由来は、父親の願いが、俊敏に物事をこなせる人にーそんな願いが在る。
僕が仕事など、なんにつけ、早く、焦る様に視えるのは、其れが、親の願いであるからだ。
焦らなくて良いよ
良く、慌ててあやしつけられる。
急ぐなよ…！！！
…なんで、皆こんなに遅いんだ？
"暇なんだよ…仕事…"
そんな事は知っている。
俺も、仕事を真面目にする様な優等生なんか、死んでも成りたくない。
ただ、上の指示が、早くしろと言う思考回路なのは、本当だった。
其れが、本当の会社だ。
その空気を読んで生きてきた僕は、今の職場が、ユッタリしているのが、幻想だと想う。
此処は、ソウイウ特殊な処だった。
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