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何故そんな誤解が起きたと、行動を思い返して、ハッとした。
「あっ! いや、まさかと思うが……。 中庭を横切ろうとした際に、白鳥が転びそうになった所を支えた時は、俺から触れたが…… あれは、不可抗力だ。 そういう意図ではない」
必死に誤解を解こうと説明するが、シエナは納得していない様だ。
「で、でも、白鳥さん本人もお義母様も蓮斗さんに相応しいのは、彼女だと仰ってますし、何よりも、記憶喪失になってから、一番に頼ったのは白鳥さんですよね? 」
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