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ハンターは白黒無常。
サバイバーは、占い師・機械技師・傭兵・そしてわたし、空軍。
占い師・イライ、機械技師・トレイシーはもう荘園に戻されてしまった。
残るは傭兵・ナワーブ、わたしだけになってしまい、なんとかハンターの追跡から逃れることは出来たものの、失血死寸前になってしまった。
「はっ、ここにいたのか」
壁によりかかり座っていると、ナワーブが歩いて来た。
どうやら彼も傷が深いようで、今にも倒れそうだ。
「来てくれたのね」
「死ぬ時は一緒だ」
はは、と荒い息がまじった薄い笑いをあげる。
「…座らせてくれ」
そう言い、わたしの横に腰を落とす。
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