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「坊ちゃま? 坊ちゃま? おーい、坊ちゃま、何されているんですか?」
焦る私の秘部に、何故か生ぬるいものが這う感じがする。思わずゾワリとしたそれは、生暖かい息がかかるところをみると、多分坊ちゃまの舌だろう。
「あっ、いやぁんっ」
いきなり始まった坊ちゃまの愛撫は性急に、でも的確に私を捕まえて指でこりこりしている。
「だっ、だめぇ! 坊ちゃま! こ、こんなところで!」
壁に挟まったままの私はお尻を撫でられると、何かぬるぬるとしたものがあてられた。
「えええっ! 坊ちゃま! もしかして!」
大きな手で臀部を押さえられたまま、固いものが私の中に侵入してくる。ちょっとづつ侵入してくる異物に、もう私は痛みしか感じない。
「いっ、いったーい!」
「***! ***!」
何か、坊ちゃまが叫んでいる声が聞こえる。でも、壁を挟んでいるから何を言われているのかわからない。
「うぅぅっ~」
私は手を顔に当てて思わず泣いてしまう。こんな形で初めてを奪われてしまうなんて……、でも、坊ちゃまは本懐を遂げて安心したのか、優しい声がまた聞こえてくる。
「****、***!」
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