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「ぎゃー! お義父さん! 裸にエプロンは止めてって言ったでしょ!」
莉子は、眠気も吹っ飛んで叫んだ。
「だってえ~、朝から、暑いんだもん」
そう言う義父、隼人は、莉子と同い年の28才。
加えて、莉子の勤める会社の社長。
そして……イケメンなのに、ど変態。
隼人は、朝、莉子より早く起きると、必ずこの姿で起こしに来る。
その度に、莉子は何故にこんな事態になったのか、マリアナ海溝よりも深く、考え込む。
始まりは、会社の面接だった。
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