おはよう、君より先に起きちゃった!

2/12
前へ
/12ページ
次へ
「ぎゃー! お義父さん! 裸にエプロンは止めてって言ったでしょ!」 莉子は、眠気も吹っ飛んで叫んだ。 「だってえ~、朝から、暑いんだもん」 そう言う義父、隼人は、莉子と同い年の28才。 加えて、莉子の勤める会社の社長。 そして……イケメンなのに、ど変態。 隼人は、朝、莉子より早く起きると、必ずこの姿で起こしに来る。 その度に、莉子は何故にこんな事態になったのか、マリアナ海溝よりも深く、考え込む。 始まりは、会社の面接だった。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加