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風
いつだっけか 忘れていたのは
スマホと財布片手に 走り出して
どこかへ行ったあの日のこと
なんだっけな 大事なこと
思い出せそうで 思い出せないや
ふわふわと 漂う雲のように いつか流れて消える
そうさ僕も そんな風に なってみたかったんだっけか
肩並べ 背中合わせ 立ち止まる
青に光る 空を眺めたの
二つの色 手を伸ばしても
もう掴めない けどさ
もしもあの日から 変わったなら
君は好きだと 言ってくれるかなあ
いや もう違うよなあ 分かってるよ
ごめんね を思い出した 今日の僕
そうだっけな 僕の嘘は
あの日から何も 癒えない
心を抱えて生きていること
そうでもさ 上手く生きれるよ
君のいない今日を乗り越えても
二人の道標が 今頃になって光り出す
もうそこには誰もいないのに
もうちょっと もうちゃんと
好きと言えるようになりたくて
肩並べ 背中合わせ 気付いたこと
僕ら変わらない 今を生きてた
同じ空を 眺めても
変わらない僕らのまま
明日のことは 分からないし
今日の二人が どうなっても
いつか笑える 日が来るんだと
君は言ったね 僕もそう思うよ
いつかまた 幸せになってね
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