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Dear
少し夜が明けて 気付くなんてさ
馬鹿みたいに苦しくて ただ悲しくて
余計な事ばっか 言い合ってたんだっけ
あの頃…戻れたらどれだけ良かったのか
きっと何回目の恋も 同じことをする
さよなら あの日よ
夜は明けても ずっと同じか
この心 戸惑ったって 今はもう何も無い
今から 逢えるだろうか
もし夜が消えて 朝になったら
春の匂いに誘われ また君と出会うのだろう
そう信じて
また花が散っていく 風に乗って
ほら遥か遠く 懐かしい気持ち
どんな声してたか 覚えちゃいないかもな
夢なら…今も覚めないでいて欲しくて
きっと何十回目も 思い出そうとする
これから 未来よ
希望は満ちて いないけれど
その心 彷ったって きっと替わりはしない
今なら 言えるだろうか
もし春が消えて 夏になったら
魔法に魅せられて また君と笑うのだろう
そう願って……
陽炎の奥 見えた光は 幻か
切ない記憶 頼ってまだ生きているんだ
このまま 夜を嘆いて
眠った君の 横顔を抱くのか
どうせいつか 終わってしまうのだから…
なんて馬鹿みたいだね 分かってるよ
さよなら あの日よ
夜は明けても ずっと同じか
この心 戸惑ったって 今はもう何も無い
今から 逢えるだろうか
もし夜が消えて 朝になったら
春の匂いに誘われ また君と出会うのだろう
魔法に魅せられて また君と笑うのだろう
涙を流しながら……
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