45人が本棚に入れています
本棚に追加
ねぇ、聴いて。
これは、俺と可愛いあいつの物語。
初めて違和感を持ったのは、
中学生の時だった。
周りの同級生達が、
口々に「彼女欲しいー」などといって、
次々に彼女を作っていくのを見ていた。
俺にはわからなかった。
女の子には「可愛らしい子だなぁ」と思うことはあっても、一緒にいて高揚するとかそんなのはなかった。
それよりも、可愛いあいつにつきあって、
ゲームやサッカーをしてるほうが何倍も楽しいと思った。
あいつの笑顔が見れるだけで、
1番、胸が高鳴るんだ。
最初のコメントを投稿しよう!