0人が本棚に入れています
本棚に追加
友達
「あたしは和葉!宜しくや!」
「あ…宜しく」
明るい…!!服部平次が言ってた好きな子だろうか…?
「なんや、仲良くなったんか」
いつの間…!
「平次さn「平次!!」」
あ、ですよね。
距離感…わかりやすいですね。
「平次さん…わたし、準備しますので…」
「ああ、道案内させるわ」
「道案内…?」
早い…!
「あたし、道案内やろか?」
「いや…おれがやるで」
「いや、あたしや!いくで!」
無理矢理手を引っ張られた。
どこにいくんやろうか?
「こっちが図書室で…こっちが屋上への道や!」
「なるほど…」
本を持って行って屋上でのんびりしたい…!
「ところで平次と知り合い?」
「へ?」
「なんか…仲がええなって…」
やっぱり…かぁ。
「知り合いは知り合いだよ?平次さんには好きな子がおるからわたしは好きにならないよ。」
「ほんま?…ん?平次に好き子がおるの?」
「そやで」
「ありゃあー!どこのどいつや!?」
いや…貴方ですよ?羨ましい。
ん?なんで羨ましいんやろ?
「大丈夫、きっといけるよ」
「…ありがとう!あたしらもう友達や!」
「友達…うん」
友達かぁ…嬉しい。でも…わたしは婚約者…黙ったほうがええよね?
最初のコメントを投稿しよう!