友達

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「あたしは和葉!宜しくや!」 「あ…宜しく」 明るい…!!服部平次が言ってた好きな子だろうか…? 「なんや、仲良くなったんか」 いつの間…! 「平次さn「平次!!」」 あ、ですよね。 距離感…わかりやすいですね。 「平次さん…わたし、準備しますので…」 「ああ、道案内させるわ」 「道案内…?」 早い…! 「あたし、道案内やろか?」 「いや…おれがやるで」 「いや、あたしや!いくで!」 無理矢理手を引っ張られた。 どこにいくんやろうか? 「こっちが図書室で…こっちが屋上への道や!」 「なるほど…」 本を持って行って屋上でのんびりしたい…! 「ところで平次と知り合い?」 「へ?」 「なんか…仲がええなって…」 やっぱり…かぁ。 「知り合いは知り合いだよ?平次さんには好きな子がおるからわたしは好きにならないよ。」 「ほんま?…ん?平次に好き子がおるの?」 「そやで」 「ありゃあー!どこのどいつや!?」 いや…貴方ですよ?羨ましい。 ん?なんで羨ましいんやろ? 「大丈夫、きっといけるよ」 「…ありがとう!あたしらもう友達や!」 「友達…うん」 友達かぁ…嬉しい。でも…わたしは婚約者…黙ったほうがええよね?
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