すれ違い

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すれ違い

海都は、お金を貯めて望に会いに行く。 望は海都に会うと今の生活を話し始めた。 その中で異性の話も入っていた。 嫉妬する海都。 海都『僕の事を考えた事は、あった?』 望『いつも考えていたよ。』 海都『僕だって毎日、望の事を考えていたよ。好きなんだよ。望の事が』 望『私もだよ』 海都『じゃあ、付き合う?』 望『うん』 2人は付き合うことになった。 2人は高校3年生になった。 受験シーズン、一生懸命、勉強した。 勉強に集中してしまい海都は連絡を怠るようになる。 芽は短くなっていく。 海都から連絡がなく寂しく思う望。 転校先の橋興毅(はしこうき)が望を心配していた。 興毅は思いやりがあり純粋で真面目な性格だった。成績は普通だ。 興毅『どうしたの?』 望『彼氏から連絡がこなくて、お互い受験生だから、しょうがないのかな?遠距離恋愛だから、なかなか会えないし』 泣きそうな望。 興毅は望の頭をなでた。
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