すれ違い

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興毅は望が心配でしょうがなかった。 心配する気持ちが恋へと変わっていた。 興毅『俺の方が望の事、幸せに出来るのに…』 興毅は、ボソッと小声で言った 望は、とまどった。 興毅は思わず 『なんてな』と言った 興毅『喉乾いてない?飲み物買ってくるよ』 望『ありがとう。カルピスが良いかな』 興毅は涙をこらえて望に解らないように平然を装った。 望は考える。 (興毅と付き合ったら幸せかもしれない。でも、付き合ったら興毅は興毅で悪いところが出てくるかもしれないし、それに、まだ、海都の事が好き)
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