第1章:動き出した時間

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「先輩……触っても良いですか?」 「だっ、ダメ……そこ触られたら、本当に私っ……」 「真奈美先輩っ……!」 「あっ……あぁぁぁぁぁんっ!?」  水色の下着をゆっくりとズラすと、先輩の秘所が露わになる。既に大量の愛液が漏れ出していた場所に指を入れていくと、あっという間に中まで飲み込まれていく。指の根元まで先輩の中に沈み込ませていくと、先輩の声がまた大きくなっていく。 「あぐっ、ダメっ……!? 涼介くんの指が、私の中に入ってきてるっ!?」 「真奈美先輩の中、めちゃくちゃぬるぬるしてる……!? こっちがおかしくなりそうですよ!」 「はっ、激しっ!? ダメっ、そんなに激しくかき混ぜちゃ!? おっ、おかしくなっちゃうぅぅっ!?」  ゆっくりと先輩の中をかき混ぜていくつもりが、そのあまりにも強烈な快感に、手加減することを忘れていってしまう。  指先をリズミカルに動かす度に、先輩の中から大量の愛液が滴り落ちてくる。卑猥な水音がどんどんと大きくなっていき、やがて部屋中に響き渡っていく。 「んっ、ダメっ、ダメっ!? こんなところ涼介くんに見られるなんて、恥ずかしいっ!? お願いっ、見ないでっ!? 私の感じてる顔、見ないでぇぇっ!?」 「くっ……!?」 「あっ、あぁぁぁぁぁっ!? お願いっ、乳首と腋はっ、弱いからやめてぇぇっ!? いじわる……涼介くんのいじわるぅぅっ!?」  先輩の中を蹂躙していくと、その快感に耐えきれなくなってきた先輩が、思わずその顔をオレに見せまいと、両手で顔を隠す。しかし、無防備になってしまう乳首と腋を攻め立てられ、先輩はそれらを守るために仕方なく両手を顔の前から避けてくれる。  先輩の中を容赦なくかき混ぜていくうちに、先輩の体がビクビクと小さく痙攣を繰り返すようになる。限界が近そうであることを悟ったオレは、指先の動きを更に速くさせていく。  「ダメっ、もうっ……もうダメっ!? ごめんね涼介くんっ!? わたしもうっ……涼介くんより先にイっちゃうっ!?」 「真奈美先輩の顔、めちゃくちゃ可愛いですよ。イっても大丈夫ですよ」 「あぐっ、イクっ……!? ダメっ……いっ、イっちゃうぅぅぅっ!?」  真奈美先輩の体が激しく痙攣するのと同時に、中から大量の愛液が吹き出してくる。先輩の体が痙攣を繰り返す度に、その大きな胸が何度も上下にブルブルと震えていく。  それと同時に、自分の中の欲望も限界に達しようとしていた。
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