ストーカーの独り言。

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「あぁ、カッコいい……」 「その長いまつげも、白い肌も、うっすらピンク色の唇も……」 「すべてが、イイ!」 「最っっっ高!!!」 「あぁ、全部奪ってしまいたい…」 「私は、の会社員だけど、君は、こんなにもイイ!」 「あぁ、早く私のモノにならないかなぁ……」 「ふひひひ……」 「あ、出かけるんだ。どこに行くんだろう…まさか、カノジョ?もしそうだったら、カノジョを○すか。それで君は閉じこめる。ずっと、ずっと…」 「でも、やっぱりこの世界に汚されては欲しくないなぁ…私のモノになるまでの辛抱だからね…あぁ、早く…」 「…私も行こうっと。何持っていこうかな…受信機と、カメラと、インカム…あ、もうすぐ夕食だから、私の分の夕飯買わなきゃ。それで財布か…」 「私のモノになったらご飯もあげるのに…」 「あ、そろそろ貯金が底を尽きそうだな…やっぱり今度、金持ちを○さないとな…はぁ、面倒だな…」 「あ、ねぇ、君は?君はどう思うの?…私?私は、君のことなら、面倒じゃないし、君のためなら、喜んで命だって差し出すよ…あぁ、写真の君もイイね…」 「…ねぇ、君なら私を批判しないよね?怒らないよね?」 「返事しなくても解ってるよ。…でも心配だったから聞いただけ。何度聞いても、何度何度…」 「じゃあ、行くか」 「行ってきまーす」 「…誰もいないのにね」
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