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私は花ヶ丘高校2年4組の望月光(もちづきひかり)。私はいつもはクールに振舞っている。だけど、幼馴染で同じクラスのの落合光(おちあいこう)といる時は心の中が恋する乙女のような甘〜い気持ち。彼が可愛くて仕方がないのだ。そして私は光との出会いは運命だと感じている。それは二人とも名前の文字が 光 だからだ。でも、こんなに甘い気持ちをクールに振舞っている私が表に出すわけにはいかない。でも、一つ困ったことがあって・・実は光は何回も何回も彼女を作り続けているのだ。それでも毎回一週間前後で振られてしまう。それを慰めるのが私の役目だ。まぁ私だけの特権だから嬉しいんだけどね。そう考えていると光が私の元にやってきた。
「光ちゃーん何してるのー?」
「あぁ少し考え事してただけよ」
「それより、次の授業英語で課題提出になってたけどちゃんとやってきたの?」
「ぎくっ」
「はぁーやってないのね。しょうがないから私のノート見せたげる。授業までには返してね。」
「う、うんありがとう」
「ねぇ光ちゃん、光ちゃんってさなんで僕なんかにこんなに優しくしてくれるの?」
「え、えーっと、な、なななんか何回も彼女作って振られてたりしてあの、その、えっと、そう!かわいそうだからよ。」
「ほんとーーに?」
「本当よ」
「じゃあなんでかわいそうって言うのにものすごく迷ってたの?」
「うっ」
「僕はね、光ちゃんのことがね好きだよ」
「えっ」
「光ちゃんは僕が世界でいっっっちばんだーーーいすきな女の子だよ。光ちゃんは?僕のことどう思ってる?」
「ど、どう思ってるって言われても・・」
「じゃあ僕のこと好き?それとも嫌い?正直に答えてよ。僕だって正直に光ちゃんへの気持ち伝えたもんね」
今まで見たことのないような真剣な表情で話す光。これには私もしっかり答えないとなと思った。
「す、好き」
「ん?もっと大きな声で言ってみてよ」
「光のことが世界で一番好き!」
「やったーぼくも光ちゃんのことだーーいすき!」
光はそう言いながら私を抱き上げる
「ちょ、ちょっと降ろしてよ」
「ん?なんで?両思いだしいいじゃ〜ん」
「ねぇ光、なんで私のことがそのす、好きなのに彼女いっぱいつくってたの?」
「それはね〜光ちゃんに嫉妬してほしかったからなんだー光ちゃんは嫉妬してくれた?」
「しょ、しょうがなく嫉妬してあげてたわよしょうがなくね!」
「嫉妬するのにしょうがなくとかないでしょー素直じゃないなー」
〜5年後〜
あなた方は病める時も健やかなる時も互いに愛し合い支え合うことを誓いますか?
「誓います」
「誓います」
では誓いのキスを・・・
ガヤガヤガヤガヤ
「光ちゃん!僕はね一生光ちゃんを手放さないって誓うよ。だから覚悟しといてよね」
光がそう言うと私の友達がやってきて
光結婚おめでとー!やっぱり光くんと結婚したんだね〜光くん久しぶりー
「久しぶり〜光ちゃんね僕が彼女使ってる時嫉妬してくれてたんだよ〜」
と言って友達と光がニヤニヤする
「う、うるさーーい嫉妬なんてしてなーーい!」
光もすっかりクールなイメージがなくなっちゃったね
「うん!光ちゃんはねかわいい女の子って感じになったよ〜」
「な、ち、ちがーーう」
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