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深い快楽に耐えきれなくなった所で、私は床に力なく座り込んだ。
「身体洗おうか」
あまりの快楽に溺れそうになりながらも、終わってしまってことにもどかしさを感じていた。
私たちはお互いの身体を洗い流し、お風呂場を後にした。
「おいで」
熱った身体のままベットに横になる。
ゆっくりと私の手を握り、私を真上から見下ろす彼。
「アリス」
彼の声が私の耳を刺激した瞬間、身体がビクッと波打った。
高すぎず低すぎない声がとても心地よく、色っぽい。
名前を呼ばれただけなのに…
身体はビクビクと止まらなかった。
「俺の声で気持ち良くなっちゃったの?」
「んっ…」
私には彼の声だけで充分だった。
クスッ
彼はそんな私を見て妖艶に微笑んだ。
可愛いね。と何度もそう囁く。
これの手が私の膨らみに触れ、ゆっくりと円を描く。
「もっ…触って」
触れて欲しいところには触れてはくれない。
もどかしい。
「触ってほしい?」
ーーー彼はイジワルだ。
彼の手が先端に触れた瞬間、身体に電流が走った。
「ッ…あっ…ぁ」
もう何も考えられない。
その刺激は何度も繰り返され、私のもっと深い場所へと探りにいく。
「もうぐしゃぐしゃだね」
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