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海斗がお風呂の用意をしてくれている間に、
美衣子は、婚姻届を用意する。
「先に書く?それとも、親に電話する?」
「先に書こう!」と海斗
「うん、分かった。はい、じゃあ海斗から…」
「なんだか緊張するなあ。」
「大丈夫?後悔しない?」
「うん、大丈夫、絶対、後悔なんてしないよ。」
「今なら、まだ、引き返せるよ!」
「何?みぃちゃんは、イヤなの?」
「そんなわけないじゃない。でも、海斗は、まだ若いし…」
「みぃちゃん!もう、俺は、お腹の子の父親だよ。みぃちゃんの夫になるの!」
きゅん
「はい、分かりました。」チュッ
「ふふ〜ん」
「単純!もう機嫌がなおったの?」
「うん。」
「ふふ」
そして、署名捺印
続けて、美衣子も署名捺印した。
「うわーすごいね〜」
「うん。」
「記念に写真撮ろう!」と、婚姻届と一緒に写真を撮る2人
「コレ、メールで送ってから電話かけようかなあ。」
「あ、そうだね。でも、お父様は、メールの方がいいんでしょ?」
「あ、そうだった。じゃあ、メールするよ。」
「うん。」
そう言って、写真と文章を送る。
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