実家

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苦笑いをする海斗 「噂には、聞いてたけど、22歳?若いね〜」 「あ、なんかすみません。」 「美香!失礼よ!海斗は、何も謝ることなんてないんだから…」 「そうだけど…」 「良いわね〜若いイケメン捕まえて〜」と、ニヤニヤする美香 「あんたね〜言い方!」 「褒めてるのよ。羨ましい〜」 美香の旦那様の翔太くんもニコニコしている。 「橘海斗です。よろしくお願いします!」 「はい、妹の美香です。よろしく。旦那の翔太です。」 「よろしくお願いします。」 「こちらこそ、よろしくお願いします。」 「そして、息子の太陽1歳になりました。」 「よろしく〜」と太陽に言う海斗 ニコニコする太陽 「あら、泣かないね。」 「え?」 「結構、男の人がダメで最近よく泣くのに…イケメンは、OKなのかなあ?ハハッ」 「おいで!」と手を出す海斗に抱っこされる太陽 「えーすご〜い!」 「海斗、子ども好きなの?」 「うん、好きだよ。」 「あ〜だから分かるんだね。」 「良かった!遊び相手が出来た。」 「ちょっと、アンタね!」 「今、つかまり立ちぐらいですか?」 「そう!」しばらく一緒に遊ぶ海斗 「良かったね。子煩悩みたいだし…」 「うん。今、知ったけど…」 「そうなんだ。お姉ちゃん、仕事は続けるの?」 「うん、そのつもり。」 「あ、課長になったんだもんね。」 「うん、じゃあ早めに保育園探しておかないとね。」 「ホントだわ。」 「おめでとう!良かったね。」 「うん、ありがとう。育児で分からないことがあったら、ヨロシク!」 「うん、先輩だからね。」 皆んなで一緒に晩ごはんを食べて帰路につく2人。
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