君の目が言っている。

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 活発さや明るさなんて、目の奥が色付いて見えなくとも、誰にだって分かることですから、それだけでは何の役にも立ちません。  けれど、ある時、気が付いたんです。黒い人の役になら、立てるかもしれないと。  だから、君にも声をかけたんです。  なにも、脅かしてやろうとしたわけじゃないんです。  私は、ただ、君の役に立ちたいんです。  困っていることを、解決したいんです。  あと一歩、踏み出す勇気が出ないのなら、背中を押してあげたいんです。
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