2帰宅途中の会話

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2帰宅途中の会話

アルフレッドくんは「喉が渇いた」と言ってコンビニに立ち寄ってホットコーヒーを買った。 僕は彼が飲み物を買っているあいだ、店内を見ていた。特に何か買いたいものがあるわけではなかったけど、何があるかだけ見ておきたかった。 「イヴァンは、何で1人でいることが多いの?」 歩きながら、アルフレッドくんが訊ねる。 「僕、無愛想な一面があって、それが原因でよく人から誤解されちゃうんだよね。それが窮屈だったからだよ」 僕はすんなりと答えた。 「そっか。たしかに、イヴァンってあまり笑顔見せないな」 彼は、何でもなさそうに笑った。 そのあとに、 「でも、だからって俺を避けるようなことはしないでくれよ。きみ、いっつも俺が話しかけると返事だけしていなくなってたじゃないか!」 彼は顔を顰めてそう言った。 僕はアルフレッドくんって表情が、ころころ変わるなぁと思いながら彼の意見を聞いていた。
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