お手伝いからの自由研究(洗濯物編)

2/8
前へ
/8ページ
次へ
「夕飯をテーマにしたものでね、大人の男性チームが居ないときはカレーだったり、買い物を忘れて野菜炒めだったっていう記録を自由研究にしていたの。」 「でも、それで何か分かるの?」 「毎日料理をする人の気持ちやその大変さが分かったんだって。」 「ふ~ん。」 「ただ、お母さんやお父さんたち主婦(主夫)たちには、はずかしいんだけどね。」 「何で?」 「だって、メニューがばれちゃうからよ。」 「ふ~ん。そういうものなんだ。」 作る側にならないと分からないかもよと母は言っていた。 「夕飯とかのお手伝いとかだと、自由研究になればいいのにな・・・。」 「まあ、そうだね。自分でも工夫するなりできるとか自発的にしないとね。」 「そうか・・・。」 「人が喜びそうな自由研究なら近道ができそうな気がするけどね。」 「人が喜びそうなこと?」 「例えば、ごみの量が減って、ごみ収集車の人が助かることや、近所の人がカラス対策に役立つとかね。」 「う~ん。」
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加