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見守る者①
私はまだ首が座らない赤子の頃の記憶があります。
仰向けに寝かされていて、暖かい陽射しに包まれて天上にクルクルと回る、飾りが風に揺れているのが見えました。よく昔ある、赤ちゃんに見せる玩具です。正式名称は知りません。それをずっと見ていて、私は笑っていました。
ベビーベッドは深緑色の柵でした。見えていました。風と光が心地よくて、とても嬉しい!冬産まれですが暖かいと感じていました。そして、ベビーベッドの柵の外から誰かが私を見ているのです。子供の様でした。小さな男の子の様でした。顔は解らなくて、気配がして脚だけが見えたような感じでした。
以後、この少年の正体を良く知る事になります。
私は我が家の家系の中では一番霊感が強いのではないでしょうか?従姉も若い頃はあったみたいです。女性の霊感は、初潮、処女喪失、初産と経験すれば、霊感は薄れるそうです。従姉は二人の子持ちです。私は肉体的には処女です。でも、アストラルレイプ経験や色情霊と実はお付き合いをしていたりしました。その色情霊は最近、成仏出来ました。
因みに男性が霊感を持っていると、女性の桁外れに強いらしいです!一応、私は中性、無性である意識がありますのでジェンダー的な発言はあまりしたくないです。
のちに中学生の頃に、その見守る者はハッキリと私の夢の中で現れて、驚愕の事実を知りました。
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