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中学生の頃に憑りつかれていた霊
私はとにかく霊的な体験をよくしていました。
印象深いのは、中学二年の頃に憑りつかれた少年の霊。
黒い詰襟学生服に前髪をまっすぐに整えた美少年の霊に、憑りつかれました。彼は男娼をしていたらしいです。戦時中にお亡くなりになった霊かな?と思っていました。
横浜大空襲の犠牲者なのかな?私は霊の名前とかまでは解りません。視えても薄っすらか、ハッキリと視てもパッと消えたりのレベル。でも、黒板の前に居る人のオーラは視えていました。でも、気配とかテレパシーの様に伝わる声は聞こえます。
仮名は安藤くん、と呼んでいました。
実はこの安藤くん、親友にも視えて、親友の前にも現れたそうです。彼は淋しがり屋で、よく一緒に寝ようとか、寝る前に執拗に話しかけられたり、ちょっとエロティックな悪戯をされたりしてきました。
まあ、生前が男娼であったので仕方ないですね。年齢は13歳だそうです。戦前は数え年ですから、14歳ですね。
まあ、悪さはしないので好きなだけ居れば良いと思っていました。どうやら、彼は死に別れた恋人が居たそうです。時々「コウオウくん、コウオウくん」と泣いていました。
高校に上がると、かなり強い霊感の持ち主の人と知り合いました。その子は性格がキツくてあまり相性の合わない女の子で、たまに喧嘩になりました。でも、その人が「美少年に憑かれているね。その子、恋人を探していてもうすぐ見つかるよ。相手の男性、超美形な中国人だよ」だそうで、実際に見つかったようです。
なんで中国人とお付き合いしているのだろう?と疑問に思っていました。私は人間嫌いで、縄文時代以降の歴史が大嫌いで全く知ろうともしませんでした。第二次世界大戦に、満州国があって中国人と日本は密接な関係にあったという事を後から知りました。
安藤くんは、李コウオウさんと再会できて、光に包まれながら天界に上がる姿が夢に出て来ました。良かった。ずっとお幸せにね。
高校時代に、親友でもかなりの霊感持ちがいて、その子と私、二人は命を狙われるような質の悪い悪霊に憑かれた事があって、そのお話はまた別にします。
因みに、肌が病的に蒼白いのではなく、精気の無い人形の様な白い肌で男性とも女性ともつかない中性的な容姿の方は、超強力な霊媒体質だそうです。自分もその部類なのでしょう・・・。髪をまた少し伸ばす事にします。
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