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なぎさ:大きな提灯、こうしん?
わたし:うん、干支のかのえさるで、この日に帝釈天に参拝すると良いとか。十干と十二支を組み合わせると60で一回りする。だから、庚申の日も60日に1回ある。
なぎさ:はあ。水星の公転周期は87日だよ。
水星より早く来たりぬ庚申の日
わたし:同じ風景で詠んでみようかな。
連休の谷間にはまりし庚申会
なぎさ:はまりたそうね。
わたし:何を考えてるんだ? ……いや、言わなくていい。
なぎさ:せっかくいい構図なのになんかぼやけてる。
わたし:馬が恥ずかしがったんじゃないか。
夏の馬河辺の草のやわらかさ
なぎさ:この子オスだよ。いや、その。
なぎさ:短夜って季語使ってみたかった。
短夜やスマホつけっぱ蓮の花
わたし:中の句がなぁ。
短夜やうつらうつらと蓮の花
で、どう?
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なぎさ:冷茶のおいしさは、アールグレイ>緑茶>麦茶なんだけど、淹れやすさは逆だよね。
アールグレイ濁るの嫌で麦茶飲む
わたし:アールグレイに限らず紅茶は冷やすと濁りやすいみたいだね。
視線切るつばめの土手に留まらず
なぎさ:土手でごそごそして、怠けてる雑魚鳥につばめを見習えと言いたかった。
わたし:なるほどー。そんな立派な教訓が込められてたとはww
たけのこのえぐみ残るとJK言う
わたし:たまたま隣にいた子が自分で筍ご飯炊いたって話してたんだ。
なぎさ:あ、そ。よかったね。
わたし:なんか不機嫌だな。
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