2.初候~蛙始鳴 (かえるはじめてなく)

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5/9 なぎさ:当たり前なんだけどさ。 わたし:何? なぎさ:百人一首の時代って、都の真ん中でも空がずっと広がってたんだろうな。 be7a4eb4-da0b-45a5-b6d6-6169ab7fb292  薫風の恋空広き時空かな なぎさ:さぶいよー。おでんー! お鍋ー!  走り梅雨サボテン仕舞いセーター出す a35a7bd7-554f-41d1-833e-8fcfdf770257 わたし:この間は暑いー。かき氷ー、冷麦ーって言ってたのに。  走り梅雨三月の寒さ知らぬこと わたし:室町時代の夢窓国師の「夢中問答」にある話らしいんだけど、とある尼が清水寺の観音様に熱心に祈っているのを見て、傍の人が何を祈ってるのか訊いたところ…… なぎさ:枇杷の種をどうにかしてって祈ってたんでしょ。 c67b95cb-33fe-4121-bd3f-5249daa29ac3 わたし:げ! なんでわかるの? なぎさ:高いのに食べるとこ少ないんだもん。
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