下拵えも丁寧に

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俺は隼人に挿れたまま抱き起こし、膝の上に乗せる。 『ああ…コレ深いぃ…』 「痛くないか?」 俺は隼人の乳首に齧り付きながら、下から突き上げる。 『はっ、はっ…アキラ…ダメ、またイク』 「何度でもイケよ、一緒に…」 『や…や…ナカ…イクぅ!』 「うぅっ」 『は…アキラの…熱い』 「まだだ…足りねぇ」 俺は隼人をうつ伏せに倒し、腰を持ち上げる。 俺のが溢れないように、蓋をする。 グジュグジュ 『ああ…ああ…アキラ…もう…ダメ、イクっ』 「はぁっ」 もう何度目かわからないほどふたりでイった。 ヤベェ、また隼人を飛ばしちまった。 ちゃぷ… 『ん…アキラ?』 「平気か?」 『大丈夫…アキラって絶倫?』 「かもな…あんたが飛ばなけりゃ続けてた」 『……』 「あ、なぁ…店の名前…俺にメッセージって?何?」 『ふふ…あれは【from LAST to TOP】だよ?』 「ああ…香水のラストノートとトップノート…って普通反対だろ?」 『ああ…普通はラストノートをあなたにって。でもラストはラストだろ?』 「うん」 『ラストノートって謂わゆる残り香なんだ…消えて無くなる前…』 「うん」 『俺はラストノートを捧げた後…一旦リセットして、翌朝のトップノートまでアキラに捧げたいと思った』 「それってさ、夜の時間を…朝まで俺にくれるって事?」 『うん…毎晩…出来れば…』 「あんた…もしかして俺にプロポーズしてる?」 『ダメ?』 「っ…そっ、っそんなキレーな顔で煽るんじゃねぇ…また止まんなくなんだろーが」 『イイよ?だってアキラのだもん』 「だもんってゆーな!クソ可愛いだろーが!」 END
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