No Name

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「ぅ、、ふっぁっ、、、 こんな、、、いきなり」 その後は悪意ある動きで確かめるような抜き挿しを始める。 「こっちはどうなんだよ? あ? まさか丹治のチ○コくわえ込んで嬉しそうにアンアン言ってたんじゃねーだろーなっ」 「言ってないしっ。 てか、してないしっっ。 うっ、ぅあっ、奥っ、ゃめっ、 やめでっ、、、っ」 とかなんとか言いながら、 俺の尻はめちゃくちゃ悦んでる。 「、、、っ、 ケツ締めんな。シめたら終わるぞ」 「だっ、たら、 は、早くっ、終わっ、、、てっ、 め、飯っ、飯一緒に、食お、、、」 「『一発目が』だけどな」 「ええっ、、、」 完全に身体乗っ取られて、俺はもう結城さんの指がどうのとか言ってられなくなってる。 「そういや二人揃って(・・・・・)の全裸大会だったもんな」 蒸し返すかよっ 「丹治さんっ、下隠して、たしっ」 「そうか、そうか、隠してたか。 俺の為に二人して(・・・・)いろいろありがとうな。 最後までチ○コおっ勃てていた気狂い野郎を、(かば)って、、、偉いなぁ、チビは」 「ぁっ、はんっ、ぃっ、 ちょっ、、と、まっ、、てっ、てっ、 俺のっ、はなっ、し、聞ぃっ、、、」 「聞かねぇよ、辛ぇもん」 とか言いながら、結城さんは笑ってズンズンと突き上げてきた。 結城さん、 俺のこと困らせて楽しんでないか? 「おっ俺が死ぬほど心配してたのっ 結城さん知らないくせにっ、、、」 「チビ」 突然に手で口を塞がれて時が止まる。 なに、なにっ? 「俺も ──。 毎日毎晩死ぬほどお前のこと考えてた」 ── その後は、 大きな腕で頭ごと抱え込まれて、 今度はキスで口塞がれて、 そこからは優しく突かれ続けた。 「ん、、ん、、んん」 ああ、 そうだね ── 結城さんはいつだって俺の事しか考えてないんだったよね。 「ゆうき、、、さん。 、、、す、好き」 ようやく息継ぎを得た俺は目の前の綺麗な男を見つめた。 多幸感に満たされると、思ってることが素直に口を()いて出るんだね。 俺、結城さんで初めて知ったよ ── 「凄く好きだよ、、、」 他に何て言えばいい? 季節は色を変えて、古屋の中は寒いくらいなのに二人の額には汗が滲んでいた。 結城さんの動きが止まり、唇が軽く触れる。 「愛シテマス」 え ─── 何て? 今何て言った? 「結城さん」 再び腰が動き出した。 「ね、今の、今のもう一回言っ、、、」 「、、、。 ケツ締めんな」 「結城さんっっ」
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