Introduction 令和3年度警察白書より

1/1
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ

Introduction 令和3年度警察白書より

【暴力団構成員及び準構成員等の過去】  平成17年(2005年)以降減少し、令和2年(2020年)末には、暴力団対策法が施行された平成4年以降最少となった。この背景としては、近年の暴力団排除活動の進展や暴力団犯罪の取締りに伴う資金獲得活動の困難化等により、暴力団からの構成員の離脱が進んだことなどが考えられる。  また、六代目山口組からの分裂組織を含む主要団体等(注2)の暴力団構成員及び準構成員等の総数に占める割合は、令和2年末も7割を超えており、寡占状態は継続している。 【暴力団の解散・壊滅】  令和2年中に解散・壊滅した暴力団の数は 134組織であり、これらに所属していた暴力団構成員の数は 426人である。このうち主要団体等の傘下組織の数は 99組織(73.9%)であり、これらに所属していた暴力団構成員の数は 344人(80.8%)である。 【暴力団の指定】  令和3年6月1日現在、暴力団対策法の規定に基づき24団体が指定暴力団として指定されている。令和2年中は6団体が、令和3年中は6月までに4団体がそれぞれ指定を受けた。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!