2022年6月19日(書く時の心構えとゾンビについて)

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2022年6月19日(書く時の心構えとゾンビについて)

6月12日の日記が趣味の話や嫉妬の話で身にならない事を書いてしまいすみません。今日は小説を書く時の心構えとゾンビの話を書きます。最後まで見ていただけるとありがたいです。 僕は特異な状況の青春が大好物です。宇宙人とかゾンビとか、現実には有り得ないものを上手く日常に落とし込めるかに全神経を注いでいます。 過去の短編では、「予知夢と煙草」や「ハイドレンジア」みたいに救いを求める誰かが少しずつ幸せになる、そんな物語をよく書いています。つなべ夏さんの言葉に倣って、「救い」の美しさを追求しようとしています。 僕は高校の勉強の合間に少しずつ書いています。長編も書きたいのですが模試とかが立て込んで、中々書く機会に恵まれません。長編はまとまった時間を取って書きたいのです。 僕が散々言ってきたゾンビの話になりますが、造形ももちろん本能感があって好きなのですがゾンビは、青春の1つの在り方だと思っています。僕の感想でしか無いのですが、人を食べるという本来の意味でのゾンビではなく、何かに飢えていて、それを食そうと必死に踠く事を親しみを込めて「ゾンビ」と形容しています。 人間は必ずゾンビ的な一面を持っていて、愛情や称号、地位や名誉やお金を求めている人が多いと思います。僕もその1人で最初はそんな自分が嫌いでした。他人に嫉妬してばっかで、自分では何も成し遂げられない半端者だと。 でも小説に出会ってから、自分のゾンビ的な1面も受け入れられるようになりました。折角この世に生まれて来たのだから、必死に足掻いてもがいて目の前の障壁に噛み付こうと思いました。 僕の作品を読んでくれる人が1人でもこの世に存在してくれるのなら、何度でもゾンビとして蘇ってやると、決めました。 僕はこれからもつまらなくてダサい小説を書き続けます。ヨダレを垂らしながら、足を引き摺りながら。どうかそんなゾンビの書く作品で、何かを思って下さるのならこれ以上の喜びはありません。 頑張ります。
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