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無気力だが思い通りにならないと、蛾を通す、信一を見ていると、このままで良いのだろうかと悩む、人間が苦手の、私の子育てが間違えたのか、それさえもわからない。
本当は誰にも言いたくなかったが、信一のあまりに酷い言動に、対処出来ない、まだ小学生の子供の教育も満足にできない、押し潰され限界だった。
信一の祖母で私の母に相談した。
「少し早いけど反抗期だよ 信一は大丈夫だよ」と私の目を見て優しく言ってくれた。
母は信一に甘いが、この言葉は、私の為の言葉に聞こえた。
あっ、まただ、って思う。
世間が全部敵だと、思っていて頃から、成長していない私がいる、母は最大級の味方であり、敵であり、神だった。母の言葉は、いつも私を悩ませる。
信一は、私を通り越して、成長するのだろう、そう願いたい。
あの子は、大丈夫だと、自分に言い聞かせたが、後から(たぶん)と、つけた。
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