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ひと月前、セキに「4年生になるし、4年生は何回か行くだけで卒業出来る見込みなんだ、セキなら僕の状況わかったてると思うけど、外、凄いだろう、実家に帰るよ、学校に出る時だけ新幹線で来るよ」って、僕はセキに言った。
「毎日会っていたのに寂しくなる、ドクの飯も食え無くなるなぁ、この状況考えると岩手で就職探した方が良いなぁ、こっちよりはましだろうし、引っ越しするまで、俺が時間の合う限り守るよ、今まで何事も怒らなかった事が奇跡みたいなもんだからなぁ」って言ってくれた。
「ありがとう」と僕が返したら、目に涙を溜めていた。
2週間後に向け、ちょこちょこ引っ越しの準備を始めるた、
昨日はネットで見つけた引っ越し先に、挨拶に行ってきた、大家さんは30歳くらいの男の人だ。僕を見てビックリしていた、昔の知り合いに似ていたと言っていた。
今は誰も住んでいない、大家さんの親の家を借りる事にした。
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