信一 再び維士と会えた

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 そういう日々を過ごし、ひと月が経っていた。  もう住んでいないと、思ったが4年生だ大学があるはずだ、おれは嫌われているのか、何をした。崖から落とした事か。  ドクの部屋で会えた1時間は、最後のチャンスだったんだ。何か腑に落ちない気がしたが、全てドクのペースの乗った。  ドクはおれの事どう思ったのだろう。わからない、苦しい頭の中に最後に見た笑顔のドクがいる、どうしたらいいか  時間がある限りドクの大学の門にいた、ドクの友人に会う為に もう7月、夕方でも暑い、(来た、絶対彼だ) 「ちょっと、いいかな、聞きたい事あるんだ」と「急いでるんで」と去ろうするので「5分で良いので、時間下さいお願いします」 と頭を下げてお願いした。 「何」「ドク何処にいるんですか」 「知らない」「教えて下さい、連絡取れなくなりましたお願いします」「知らない」「お願いします」「知らない」これでは埒が開かないと思い
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