信一 再び維士と会えた

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 もしかしたら、おれじゃない、誰かと出会って、良い未来があるかもしれないが、おれが守りたい、君には迷惑な話を、聞いてくれてありがとうございます」と頭を下げた。 「岩手だよ、実家に帰るって、東京は凄すぎて、住めなかったからかな」 何を言っているのか、もう一度聞いた。 「凄いって、何が」 「ストーカー、パパラッチ、ファン、色んなスカウトマン、芸能人より凄いんじゃないか、何回引っ越ししても、人数多くなって、付いてきてたなぁ」と軽く教えてくれたが、恐怖だっただろう。  マンションの違和感今更わかった。頭を殴られ気分だった。 「岩手か、ありがとうございます。会いに行ってくる」 「たぶん、岩手にいない、3年間、毎日一緒に過ごした感だけどね」 「わかった、おれ田真信一これメールアドレス、なにかわかったら教えてください」と頭を下げた。 メールアドレスを返してきた。
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