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思ってた以上の大きなビニールハウスで入った途端、凄いの一言だった。一本のスッとした茎に、色とりどりの蕾一面に凄かった。
全て造花に見えるくらい整っていた、孤高の花に見えた(僕だ)と一瞬思った、僕は自分の容姿、好きも嫌いも、無いが(鏡は絶対ダメだった、必要最低限だけ見る事にしている)人からどのように、見えるかは知っている。
大ちゃんは、この花を作っているんだ、凄いと思った。温度管理で一年中出荷すると言っていた。違う世界の人間に思えた。
2011年3月、大学の卒業式に出ることにした。
セキに連絡入れたら、びっくりされたがセキも出るらしく式場前で落ち合う約束した。
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