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秋桜、さも羽衣也けり
秋桜、さもはもにけり
いづらさ、如何程か
想像に難くない
意固地になり、頑固になれども
傍に或る花
例え、見えざれども
答え無し
有るものは毛嫌い
又、有るものは良い人だと言えども
その答えがない事すらおも、尚も
坂に見下ろす街並みに
視えたのは
逆さに吊るされた肢体に
腐乱した
真っ逆さまに"逆さ"に首を斬り落とされた吊るし人
茫然と起立する
空の真上から"見下ろして"
ただ俯瞰する。
"さぁ"幕開けだー
いや、今は堕ちる時ではない
答えよ
ヒトの期待、鍛えられて応えよ
差すれば光無限に咲き乱れど
答えは意外にも単純也けり
咲く花嫁、答えは風が知るヒトぞ慣れ
軽々と
悟れし
花と慣れー
我が一世の一説なりけり
入り乱れ共、強く弧を描く
その縁どり在らんけれども
有りし日のあの夕暮れに
影が差す
その間伸びした
影に寄り添う伴侶
あゝなんと儚き哀しさよ
ありがたいと悟り泣けば
君が居た
有難いと悟りしもの也
春の夕暮れ
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