5「酒乱の怪物!」

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5「酒乱の怪物!」

すっかりビールで出来上がった顔をしてふらふらと立ち上がりこちらに詰め寄ってきた善治。 ひかるはばつが悪そうに目をそらそうとすると! 善治「おまえも子供だからって大人の付き合いぐらい出来なあかんぞ〜!ひねくれた座敷わらしみたいな顔しやがって!ひっく!」 嫌味たらしく正善の目が血走って不機嫌そうな視線がひかるをのぞこんだ!ひかるは善治の熱い息に顔をしかめてしまい! ひかる「酒くさい!」 善治「あ〜!ぼそぼそしゃべって何も聞こえんわ!まだ半分残っとるでおまえ飲んどけ!(# ゚Д゚)」 善治はそういって声を張り上げるとひかるに体当たりして持っていた缶ビールを無理やり口をつかみ飲ませようとしてきた!その勢いにひかるも持っていたもやしの皿を床に落としてしまう! ひかる「やめて!(>_<)」 そして、びっくりしたひかるは反射的にビール缶を善治の手からはらいのけてしまい空気中に酒しぶきが派手に散らばってしまった! さらに追い打ちをかけるようににブチ切れてしまった善治はひかるの頭とほっぺを何度もひっぱたいてののしりはじめた! 善治「なんでおまえはいつもそうやって人の親切を無駄にするんやて!なっさけねえなほんと!世話になっとる亭主に愛想もふれんでどおすんだ!テレビのあほと同じように飛び降りるかてめえも一緒に!社会のゴミなんか生きてけんぞ!まじ腹立つ!あの、どうしょうもない母親の腐った子宮の中から、出直してこい!たわけが!(# ゚Д゚)」 さすがに叩かれ過ぎて、恐怖なのか苛立ちなのかわけのわからない感情が芽生えてしまっていたひかるは何もいえずただ冷静な視線で善治をにらむ事しか出来なかった! ただ、いい加減に善治のストレスのはけ口にされているような現状には、ひかるも日にひにその苛立ちが積り隠せなくなってきていた! b93b4db4-04bd-4bbe-9201-700008ac702f
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