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文芸?ライトノベル?
キャラ文芸とかライト文芸とか、分類細かくなりましたよね。
もう違いとか追いかけられません。商業ならレーベルで判断できるのでしょうけど。
異世界転生と転移の違いも知らなかったレベルなので、まだまだ勉強足りないなぁと痛感してはおります…。
と、こんな具合にあまり深く考えたことがなかったのですが、13作品一気読みで気づいたのがこちら。
内容の割に文字数が少なく感じるパターン
=一語、一文の付帯情報や行間が深い
=話の筋だけでなく文章表現を楽しむ幅がある
→文芸?
すごい文字数なのにそれを感じないパターン
=読み手に考えさせない、立ち止まらせない
=表現に無駄がなく筋と展開をスムーズに追える
→ライト?エンタメ?
どっちなのかで、文芸寄りかライト寄りかって判断できそう…かな?
内容やジャンルにもよりそうですが。
いや…扱うテーマかな?
難しい…。
経験値低すぎて何も語れないのが露呈。
ひとつ、これは今まで読んでこなかったからこその私の個人的な発見ですが、いわゆるライトノベルに限らず意図的にライトに読ませようとするのって、書くのはライトじゃないのでは。
化粧しない方にはわかりにくいたとえで恐縮ですが、ナチュラルメイクみたいだなと。
ナチュラルメイクは、見る人には「その人の持ち前の自然な顔」というアウトプットになりますが、実はベースから作り込んでいて、ファンデーションやコンシーラーを2色以上使ってたり、アイラインもビーッと線で引くのではなくて睫毛の毛と毛の間を点で埋めたりと、「自然に見える」ことに注力したテクニックを総動員するわけです。
「ほぼスッピン」ではなく。
ライトに読ませようとする意図を感じた作品の文章も同じで、地の文と会話文の情報振り分けや語の選定、含みはあまり持たせずかつ説明不足にならないためのエピソード組みなど、読み手に負担をかけない工夫が見られました。
書き方を確立できている人には息をするように書けるのかもしれませんが、私がやろうと思ったらまずたくさん読むところからですね。。
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