2人が本棚に入れています
本棚に追加
太陽の陽はいつも、上から皆を照らす。
太陽の陽はいつも、生活の隣にある。
太陽の陽はいつも、どこにいても凛然と届いている。
太陽の陽はいつも、朝昇り夜沈む。
太陽の陽はいつも、地球に向けて光を放っている。
ただ、
太陽の下にある
雲に遮られているだけ。
雲の隙間から
希望が
未来が
『明日さァ、めっちゃ楽しみじゃない?』
『昨日、三度寝しっちゃった』
『おいいいいいいい、いつまで食ってるんだよおおおおお』
『やっぱり、みんなでいると、楽しいね』
『いくよー、はいチーズ』
『帰りたくねーなあ~』
『ゲッ、この景色は』
どこに行っても太陽の光が共に、
陰と言う字に、
今という字が、
太陽は、平等に全人類が浴びる。
光が疎ましく、
陰に隠れて生きている人も、
『ありがとう』そう言って笑みを浮かべられると、
何だかなァ。
生きてるな~。
そして、『今まで、ありがとう』
と涙を滲ませ、
涙を滲ませ、
涙を滲ませ、
涙を滲ませ、
涙を滲ませ、
涙を滲ませ、
「やだ、やだ、やだっ、まだ、みんなといたいっ」
もう終わり、なのか。
あの時に、戻りてぇな。 あ の じ か ん
太陽は悲しくないのかな?
「神様、あの頃に、」
『もう一回、みんなで一緒に来ようね!』
涙を隠して 顔を俯かせ、
『ああ、また来ような』
確実のない約束。全員自分を信じている。
『バイバイー』
『また明日ー』
普段の日常が、蘇ってきた。
『英語のワーク忘れたやつ、今日居残りな~』
『ダル~~』
何故だか、笑いが零れ、ニヤけた。
最初のコメントを投稿しよう!