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同窓会の前。。。
森川真晝
「 明日は来てよぉ!! 」
進学を機に都心へ引っ越した。
私は、初澤愛深(21)
只今、専門学生により、実習で忙しくしている。
看護師さんになる為に!!
そんな日々精進な毎日で、正直悩んだ。。
「 分かったあ。 一次会は時間的に間に合え無いかもしれないけど、二次会なら行けるから!」
長年の付き合いのある唐沢舞にどうしても来いと
熱烈オファーにより行けるか微妙ながらも、一応約束をした。
実家は、自分が暮らす街から電車でピッタリ2時間の距離。二次会の場所は駅から歩いて10分程度。
実に行きたくない。笑笑笑。
行きたくない理由はやはり、只今実習の大詰め!
何とか補習もなく気合いで兎に角乗り越えて来れた。だからこそ、、、気の緩みとかになるかもしれない事が嫌だった。
でも、きっと、皆、何かしらの何かを抱えながらも来る人だって居るだろう。。そう考えると、もしかしたら、これが最後の同窓会かもな?と考えが変わっていった。
【同窓会の前日の夜】
舞
「明日の一次会は。。。二次会は!。。。」
地元居酒屋からの、地元カラオケ屋に行く流れを最終確認の為の連絡網だった。。。
割と念を押すように。。。確認の確認の確認。。。
「あたし。。そんなにかなあ。。。 」
舞
「 前回!あんた、見事にブッチしたでしょう
今回は、ちゃんと来てほしいよ。皆会いたがってるんだから!!」
※ブッチ=ドタキャン
「そう云えば!真晝と辻村美月からも連絡が来た。必ず来いと。。 だから、遅れますが必ず行くよぉ。信用してぇ。 ただ、実習終盤だから、、、
間違いなく二次会からだけど。。。下手したら、、、
九時近いよ?笑」
舞
「あたし達三人は、次の日休みだから大丈夫!」
「 あははは。了解!! じゃあ、明日ね!!」
誘ってくれる高校時代の友人達よありがとう。
誘ってくれるのは本当に有り難いが、、、、、、、、
正直、、、 実習終わってε-(´∀`*)ホッとしてる
ところに、、片道2時間。。。
しんどいわぁぁ。。。
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